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    国際電気標準会議(IEC)の「IEC1906賞」を受賞
2023年10月18日

令和5年度産業標準化事業表彰「産業技術環境局長表彰」、ならびに
国際電気標準会議(IEC)の「IEC1906賞」を受賞

ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社

令和5年10月16日に経済産業省より本年度「産業標準化事業表彰」の受賞者が発表され、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社の小出啓介が「産業技術環境局長表彰」を受賞しました。加えて、同社員が国際電気標準会議(IEC標準化活動功労者として「IEC1906賞」を受賞しました。

※ 国際電気標準会議(International Electrotechnical CommissionIEC): 電気工学、電子工学、および関連した技術を扱う国際的な標準化団体。

「産業標準化事業表彰」は国際標準化機構(ISO)や国際電気標準会議(IEC)における国際標準策定や、国家規格(JIS)策定といった標準化活動に優れた功績を有する個人、組織を表彰するもので、今回は、情報技術分野の標準化におけるソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社の継続的な貢献に対する受賞となります。

IEC1906賞」は、IECの技術活動に関連し電気・電子技術の標準化及びその関連活動への多大な貢献・業績を称えるため、IECが専門家(個人)に対し表彰するものです。本受賞は、IECが行うUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)関連の国際標準化活動に大きく貢献したことが表彰されたものです。

 

産業標準化事業表彰(産業技術環境局長表彰)

受賞者: ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 小出 啓介

受賞理由: IECにおいて、エンドユーザー向けのネットワーク機器やアプリケーションの標準化を担当する専門委員会であるIEC/TC 100/TA 18の発足と同時に国際幹事に就任し、組織運営及び多くの規格開発を主導したこと、とりわけ、USB標準の策定にあたって主導的な役割を果たし、他のステークホルダーとの困難な交渉や調整を一手に引き受け、欧州法規からの規格引用の実現したことが評価された。当標準化によって、充電機器等の電子機器の廃棄削減、機器再利用といった脱炭素化への寄与が期待されている。加えて、自動車向けのマルチメディアシステムおよび機器の標準化を担うIEC/TC 100/TA 17の国際議長に就任するなど、IEC/TC 100全体の活性化への大きな寄与が評価されての受賞となった。

IEC1906

受賞者: ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 小出 啓介

受賞理由: IECにおけるUSB関連の複数の国際標準(USB Power Deliveryを定めた国際標準であるIEC 62680-1-2USB Type-C®仕様を規定したIEC 62680-1-3USB4仕様を規定したIEC 62680-4-1)の策定において、主導的な枠割を果たし、その国際標準化の迅速な実現に貢献したこと、また、他団体となるUSB Implementers Forum, Inc. との様々な交渉や調整、IEC中央事務局や他の関係者との連携に尽力したことが評価され、受賞となった。

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