事業継続マネジメント(BCM)

事業継続
マネジメント(BCM)

ソニーセミコンダクタソリューションズグループでは、ソニーグループの方針に沿って地震等の自然災害だけでなく、さまざまな事故や災害等による事業中断リスクを低減するため、リスクを特定・分析・評価し、サプライチェーン全体にわたるリスクマネジメント強化の視点から事業継続計画の強化に取り組んできました。

2011年の東日本大震災やタイの洪水、2016年に発生した熊本地震において、エレクトロニクス業界にも大きな影響が発生しました。しかしながら、これまでの事業継続対策を推進してきた経験を生かし、トップマネジメントをはじめ全社一丸となって対応することができ、生産中断の影響を最小限に止めることができました。

熊本地震の復旧活動で得た知見については、日本の産業界全体の競争力強化とサプライチェーン強化に貢献するため、業界団体を通じて関連企業や地元企業などと共有しました。
また、建物や設備の火災早期発見・延焼拡大防止等の仕様については、ソニーグループ指針に基づき対応しています。
半導体製造事業所では毎年セルフチェックを行うとともに、定期的に本社担当部門による現地調査を受けることで、適合性確認を実施しています。これらを通じた課題抽出・改善計画立案等のPDCAサイクルを確立することで、リスク低減を実現しています。
これまでは、気候変動要素に関して、水害被害リスクの高い拠点に対してリスクアセスメント調査を実施しました。
今後状況に応じて被害軽減および早期復旧のための事前対策を講じていきます。

新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) に対しても、危機管理体制を立ち上げ、安全確保や感染拡大防止を最優先にした上で、事業への影響を最小限にとどめるための対応を迅速に行っていました。

ソニーセミコンダクタグループの各事業の危機管理・事業継続計画のレビューやグループに重大な影響を及ぼすインシデント・事業中断に備えた危機管理・事業継続の体制を整えております。
その実効性を高めるため経営層では、日本政府が想定している南海トラフ地震などの自然災害を想定とした訓練を実施するなど、早期復旧の強化につながる取り組みを継続して行っています。

ソニーセミコンダクタソリューションズグループでは、BCP/BCMを経営上の重要な施策と位置づけ、今後もサプライチェーンのリスクマネジメント強化等、有効かつ実践的な対応策を継続的に全社で取り組んでいきます。

BCP:Business Continuity Plan
BCM:Business Continuity Management

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