お知らせ

2021年08月20日

ISO/IEC5230:2020(OpenChain 2.1)認証取得のお知らせ

ソニーセミコンダクタソリューションズ(株)

ソニーセミコンダクタソリューションズは8月9日にOSS(オープンソース ソフトウェア)ライセンスのコンプライアンスに関する国際規格であるISO/IEC5230:2020(OpenChain 2.1)の認証を取得したことを発表しました。
Sony Semiconductor Solutions Announces OpenChain Conformant Program

https://www.openchainproject.org/news/2021/08/09/sony-semiconductor-conformant

2020年12月に、OpenChain 2.1はISO/IEC5230で国際規格として承認されました。これにより、OpenChainプロジェクトで定義されるOSSコンプライアンスプログラムの要件が世界各国でさらに普及する事が見込まれます。

当社は、イメージング&センシングテクノロジーのリーディングカンパニーとして、製品やサービスをお客様に安心して使って頂けるよう、オープンソース ライセンスを遵守する仕組みをいち早く構築し、2019年10月にISO/IEC5230:2020の前身であるOpenChain1.2の認証を取得しました。
今回、この仕組みを進化させISO/IEC5230:2020を取得することで、今後も継続してお客さまのオープンソース ライセンス コンプライアンスにおける透明性の高いサプライチェーンをサポートしていきます。

OpenChainジェネラルマネジャー Shane Coughlan氏からのメッセージ;

ソニーセミコンダクタソリューションズは、長い間 OpenChain コミュニティの重要な部分を担ってきました。彼らが OpenChain 1.2を早期に取得したことで、高品質のオープンソース コンプライアンス プログラムの重要な要件を理解し、適用する上で業界をリードすることができました。 OpenChain ISO/IEC5230:2020の採用に関する彼らの正式な発表は、このリーダーシップを継続しています。 今後数か月以内に、同業者やサプライチェーンと協力できることを楽しみにしています。

OpenChainプロジェクトについて

The Linux Foundation 傘下のプロジェクトのひとつです。このプロジェクトは、複雑化が進むオープンソースソフトウェアを組織が適正に活用できるようにするためのコンプライアンスプログラムの作成および組織間での共有のサポートを目的に設立されました。

ISO/IEC5230:2020(OpenChain 2.1)について
OSSコンプライアンス管理の国際規格です。ISO/IEC5230:2020認証の取得により、OpenChain仕様の適合組織であることが認定され、信頼のおける組織であることが対外的に証明されます。

The Linux Foundationについて
オープンソースプロジェクトにサステナブルなエコシステムを構築することで、技術開発と商業利用を促進します。2000年に創設されたThe Linux Foundationは、資金援助や知的資源、インフラ、サービス、イベント、トレーニングなどを通じて、オープンソースコミュニティーへの比類ない支援を提供しています。The Linux Foundationとその傘下のプロジェクトは協力し合い、共有技術を開発するための大規模で確実な投資を生み出しています。
https://www.linuxfoundation.org/

以上

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