お知らせ

2013年09月30日

第5回ものづくり日本大賞 内閣総理大臣賞を受賞しました

ソニーセミコンダクタ(株)

当社は、『世界初、裏面照射型CMOSイメージセンサーの開発と量産化』で、第5回ものづくり日本大賞の内閣総理大臣賞を受賞いたしました。

「ものづくり日本大賞」は、日本の産業・文化の発展を支え、豊かな国民生活の形成に大きく貢献してきた「ものづくり」を着実に継承し、さらに発展させていくため、製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や、伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など、「ものづくり」の第一線で活躍する各世代のうち、特に優秀と認められる方々を顕彰する制度です。(第5回ものづくり日本大賞のウェブサイトより)
ご参考:経済産業省のウェブサイトへリンク

9月18日、首相官邸での表彰式にて記念撮影

受賞概要

世界初、裏面照射型CMOSイメージセンサーの開発と量産化
配線層と受光部の配置を逆転させた新構造の半導体デバイスを開発し、イメージセンサーの性能を飛躍的に向上。配線をフォトダイオードの裏側に配置することで光路障害を無くし、画素サイズの縮小により感度やノイズなどの特性が犠牲になるトレードオフ問題を抜本的に解決。低消費電力の高画質高性能センサーの量産化は、スマートフォン市場の爆発的な拡大にも貢献。

受賞のポイント

・国内拠点維持が難しくなっている半導体業界において、従来では考えられなかったデバイス構造・プロセス設計により、競争力の高い領域を確立。
・日本で生産するだけでなく、技術流出防止の観点から地元九州の企業と協力した生産設備の内製化、開発拠点の併設など裾野の広い国内生産活動となっている点を高く評価。

以上

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