高橋 勇大

インタビュー 一人ひとりの「違い」に寄り添い個性に合わせた成長のチャンスがある

高橋 勇大
ソニーセミコンダクタソリューションズ
アルゴリズム開発
工学部 電気電子システム工学科卒業
入社:2009年(新卒採用)
勤務地:神奈川(厚木)

こんなところが魅力!

社員の多様性とチャレンジが尊重されているのがソニーという会社です。人種や国籍、働き方など様々な違いが尊重される文化があるだけに、働いていても「違う」ことが歓迎されているという感覚を覚えています。

現在の仕事内容

来るべき自動運転社会の実現に向け、ソニーセミコンダクタソリューションズでは車の安全性を高める安全領域のコンセプト「Safety Cocoon」を打ち出し、イメージングセンサーを軸とするビューイングとセンシング領域技術を開発することで、「車の眼」をつくろうとしています。

その流れの中で私はカメラやミリ波レーダー、光による検知と測距を実現する技術などを組み合わせたセンサーフュージョン開発に取り組んでいます。ハードウェア構成からアルゴリズム検討、法規制や車載品質対応など、かなり広い領域で仕事をしているところです。

多くの人間が力を合わせてこそ、初めてこうした新しい技術は形づくられます。単純な足し算でチーム力が計算できないのが難しいところですが、私自身、日々の業務の中でコツコツと強みや違いを磨きつつ、チームの結果に良い影響を与えられるよう工夫を凝らしています。

また、業務の中では社内外で活躍するその道のプロフェッショナルと出会う機会が非常に多く、多様なジャンルの第一人者から受ける刺激にワクワクとした気持ちになります。

入社理由と経歴

ソニーの設立趣意書に「自由闊達にして愉快なる理想工場」「実力本位、個人の能力を最大限に発揮」という言葉があります。まさにソニーには設立趣意書通りの組織風土が根付いており、個人の成長がソニーの成長につながるという文化のもと、多様な人材が活躍している点に魅力を感じていました。

実際、目に見えるような積極性を発揮する人材のみならず、静かに強い意欲を持つ人材も評価しているのがソニーのいいところ。社員一人ひとりの違いに寄り添った成長のチャンスが与えられ、自律した多様性が尊重され、強みとなる場所である――まさに人材を大事にする企業文化に魅かれて、ここで頑張っていくことにしました。

入社後は「ウォークマン」の電気・無線開発を担当。特にFMラジオとBluetoothのアンテナ設計に取り組みました。さらに無線開発業務のリーダーとして「Xperia」にかかわった時期もあります。

高橋 勇大

これからチャレンジしたいこと

車の安全性を高める安全領域のコンセプト「Safety Cocoon」の実現に向け、ソニーセミコンダクタソリューションズとしてどのような価値や違いを生み出して社会に貢献するかという大きな視点で仕事に向き合っています。世の中にない新しい価値を開発する機会を得られたのは、エンジニア冥利に尽きますし、レベルアップする絶好のチャレンジだととらえ、積極的に業務に取り組んでいます。

自動運転のみならず、通信規格では5Gなどが登場し、世の中の技術はまだまだ進化し続けています。多様性あふれるソニーの各事業も、テクノロジーの力を介してより強く融合し始めているのを実感しています。今後、社会により大きく貢献できるチャンスが増えていくはず。その中でより広い視点で社会課題をとらえて、的確に解決策を講じ、人々の生活を豊かにしていきたいと考えています。

高橋 勇大

1日のスケジュール

8:00
出社
子育て中のため早めの出社、メールチェックとタスク確認
9:00
始業
午前中の集中できる時間帯に設計業務や発表資料の作成
12:00
昼休憩
席で昼食、読書や音楽で気分転換。たまに同僚と食堂へ
13:00
進捗共有
プロジェクトの進捗や課題の共有、困りごとはチームで解決
14:00
設計
リモートで動作させていたシミュレーションの結果チェック、改善
16:00
進捗会議
社外パートナーと共同開発プロジェクトの進捗会議
17:00
課ミーティング
課の一般連絡、メンバーから相談事項や不在情報の共有
17:30
終業・退勤
忙しい時期は帰宅後、リモートワークも活用し家事との両立