立花 克典

インタビュー リーダーシップを発揮しながら
車載カメラの開発を推進

立花 克典
ソニーセミコンダクタソリューションズ
ソフトウェア開発
システム制御工学科
入社:2016年(経験者採用)
勤務地:神奈川(厚木)

こんなところが魅力!

日々、設計業務に向き合うのみならず、より効率化を実現できるツールを作るなど、向上心にあふれる人材がそろっています。年功序列ではなく、成果を出せばしっかり評価してもらえる点も嬉しいところです。

現在の仕事内容

ソフトウェア設計者として、車載カメラのハードを制御する「ファームウェア開発」に取り組んでいます。車載標準プロセスに則った開発を実施しており、関連性が深いハードウェアチームと協業しながら、あるべき車載カメラの姿を目指してトライ&エラーを重ねています。

私はブロックリーダーという立場でチームをマネジメントしていますので、メンバーとのコミュニケーションを密に取ることを重要視しています。それぞれが考えていることを、いかにタイムリーに共有できるかがより良い開発につながっていきますので、常日頃からこまめなコミュニケーションを意識して仕事に取り組んでいます。私がかじ取り役だけに責任は重いですが、設計仕様を自分で考えることができるのは非常に面白いと感じています。

入社理由と経歴

前職では車のエンジンの制御にかかわる装置である「エンジンコントロールユニット(EUC)」のソフトウェア開発を手掛けていました。当社はイメージセンサーの開発を専門にしており、前職とは異ジャンルの企業ではありますが、これから車載カメラ業界へシェアを広げていこうとしていることから、車載に精通した自分の経験が活かせるのではないかと扉を叩きました。何よりも世界でトップレベルのセンサーを開発する当社には、挑みがいがある仕事が待ち受けていると感じたことが挑戦を後押ししました。

入社後は一貫して車載カメラ開発に携わっており、製品化の前段階である先行開発で車載カメラの基礎を学び、現在は、自動運転に大きく関わる国際的な機能安全規格「ISO26262」への対応、業界標準の開発プロセス共通フレームワーク「A-SPICE」へ準拠した製品開発に取り組んでいます。

立花 克典

これからチャレンジしたいこと

現状では担当するブロック単位でしかリーダーシップを発揮できていませんが、ソフトウェア開発全体を回せるレベルになることを目標にしています。そのためには製品のアーキテクチャレベルの設計ができるようになる必要がありますので、様々な製品タイプの開発に携わり、知識の幅を広げようとしているところです。

車載製品の標準となった「ISO26262」への準拠においては、現状のプロセスでは工数が増加していることが大きな課題。この点を改善するために、自動化等の技術を活用し、効率アップを図っていくことが必要だと感じています。

立花 克典

1日のスケジュール

9:30
始業
当日の予定確認
10:00
実装、検証、レビュー
工程により作業内容は変わる
12:00
昼休憩
13:00
進捗会議
進捗状況、課題の共有
14:00
実装、検証、レビュー
工程により作業内容は変わる
20:00
退勤