齋藤 将

インタビュー 新技術に信頼性を付与するテスト工程のプロフェッショナル

齋藤 将
ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング
テスト技術開発
工学部 電気電子工学科
入社:2003年(新卒採用)
勤務地:熊本

こんなところが魅力!

最初にテストシステムを開発する際、「こんなシステムをつくりたいので、自分に担当させてほしい」と上司に相談をしたところ、快諾してもらうことができました。しかも希望を実現するために必要なスキルなどを身に付ける機会もいただいています。やる気があればどんどんチャレンジできる魅力的な会社だと思っています。

現在の仕事内容

私の職種はテストエンジニア。イメージセンサーの電気特性を評価・選別するテストシステムの開発を行う部署に所属しており、テスターや光源などを含めた測定環境の構築や画質評価用画像処理アルゴリズムの検討、測定プログラムのコーディングなど、ハードウェアからソフトウェアまで幅広い領域に携わっています。

過去、担当してきたイメージセンサーの多くは一眼レフやミラーレスなどのレンズ交換式カメラに用いられてきました。新しいことにチャレンジし続ける日々に不安がないわけではありません。しかし、苦労の末に自分で作り上げたテストシステムで期待通りの評価・選別ができたときの達成感は計り知れないものがあります。中でも最初に担当したイメージセンサーが搭載された一眼レフカメラに関しては思い入れが強く、そのカメラセットがプレスリリースされたと同時に予約して購入。かなり前の製品になりますが今でも現役で使っています。

入社理由と経歴

学生時代、“地元九州で働きたい”“世界最先端の技術を持つ企業で働きたい”という二つの希望を持っており、その両方を実現できるソニーセミコンダクタマニュファクチャリングに興味を抱くようになりました。同じ大学研究室の先輩も当社に入社していたため、仕事のやりがいや楽しさを直接聞く機会があり、自分もこの会社で世界ナンバーワンに挑戦したい!という気持ちがいっそう強くなりました。

入社以来、一眼レフカメラやミラーレスカメラなどに搭載されているイメージセンサーの新規開発タイプの測定担当として業務にあたってきました。新しい世代のテストシステム環境構築を担当したり、海外の工場で生産する為にタイプ展開を行ったりと、開発から生産まで幅広い経験を積んでいます。

齋藤 将

これからチャレンジしたいこと

一人で行う仕事もありますが、それはごく一部。基本的に誰かと一緒に進めることが多いからこそ、同じ仕事をするのであれば、楽しく笑顔でい続けることを心がけています。

より仕事をやりやすくするためには、関係者との普段からのコミュニケーションが大切。当社で催されるイベントなどには積極的に参加して、仕事以外でも交流を深めるようにしています。

今後は、会社以外で交流できる機会をたくさん設けることで、みんなで一つの目標に向かってチャレンジできるような体制をつくりあげたいと思っています。

齋藤 将

1日のスケジュール

8:30
出社
メールチェック。今日1日の段取りをイメージする
9:30
始業
係ミーティングにて業務進捗を共有や、提出物ややることなどの整理を実施
10:00
資料作成
関係部署との打ち合わせ、協力会社との打ち合わせの資料作成など、準備対応
12:20
昼休憩
主に、食堂で昼食。時間がないときは、弁当を買って時間を短縮する
13:30
部課内会議
部/課内の確認事項や進捗を確認する会議、課題の共有なども実施する
14:00
ミーティング
タイプ開発関連の打ち合わせや、協力会社との打ち合わせを実施
16:30
事務所掃除
週に1回、事務所の掃除と、開発設備周りの清掃を実施
17:00
次に向けての時間
打ち合わせの宿題対応や、議事録作成、次のミーティングについて考える時間など
18:30
退社
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